ユニクロ海外コラボブランド 「ユニクロ×イネス」と「ユニクロ×カリーヌ・ロワトフェルド」

 
 
日本のユニクロと世界的な女性モデルや編集者とのコラボブランド、
 

  • ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ
  • ユニクロ×カリーヌ・ロワトフェルド(正確にはブランド名に"ユニクロ"はつかない)

 
のターゲット年齢層や価格帯などの様々な違い比較。
 
ちなみに両方とも、イッセイミヤケの元デザイナーで、
現在はユニクロのために裏方で働いている滝沢直己さんが絡んだブランドであるようです。
 
 
 
 
 

ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la fressange)

 
 
 
「ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ」というブランドとは、
日本の衣料メーカーであるユニクロと、
1980年代に世界的なモデルとして活躍してきたフランス人モデル/デザイナーの
イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la fressange)がモデル引退後に立ち上げ、
2013年に再始動したブランド「INES DE LA FRESSANGE PARIS」とのコラボブランド。
そして、商品はウィメンズ商品のみ。
 
日本での販売はオンラインストアとユニクロの一部店舗。
(店舗リストは公式サイト内にあり)
 
 
価格はまれに1万円を超えるものがあるものの、
基本的には2000円から5000円くらいで、ユニクロの商品と大きな価格差はなし。
 
 
 
[ユニクロHPでのイネスプロフィール]
1975年に国際的なトップモデルとしてのキャリアをスタートさせ、
1983年-1990年までシャネルのスターモデルとして、カール・ラガーフェルドのミューズとして活躍。
2013年には自身のブランド「INES DE LA FRESSANGE PARIS」を再度立ち上げ、
クリエイティブ・ディレクターとして多岐に渡り活動。
 
 

 

 

 

「ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ」公式サイト

 

 

 

2016-2017AWの公式ショー映像

 

 

 

 

Amazon:イネス・ド・ラ・フレサンジュ STYLE BOOK 単行本 – 2015/5/27

 

 


 

カリーヌ・ロワトフェルド(ユニクロ×カリーヌ・ロワトフェルド)

 
 
 
「カリーヌ・ロワトフェルド」とは、
ユニクロ×イネスのようにブランド名には"ユニクロ"は入らないものの、
ユニクロと海外の大物とのコラボブランドで、"ユニクロ×イネス"と似たような位置づけのブランド。
 
そして、手がけているのは
2001年から2011年まで「VOGUE」フランス版の編集長を務めていた
世界的な編集者で元モデル、カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)。
彼女の名前がそのままブランド名になっている。
 
 
 
[カリーヌ・ロワトフェルドさんのプロフィール(ユニクロHP情報)]
ファッション界に絶大な影響力を誇るカリスマファッションエディター。
フランス版「VOGUE」の編集長を経て、現在は自身で立ち上げた「CR Fashion Book」の編集長を務める。
トップブランドのキャンペーンにも多く携わり、常に最新のファッションやスタイリングを再定義している。
 
 
販路は「ユニクロ×イネス」同様にオンラインとユニクロ一部店舗。
中心価格帯は5000円前後なので、は「ユニクロ×イネス」より少し高め。
なお、店舗数はイネスより少数で店が都道府県多数。
 

 

公式サイト兼通販

http://www.uniqlo.com/carineroitfeld/jp/

 

 

 

2011年に公開されたカリーヌさんに関するドキュメント映画

Amazon:マドモアゼルC

[Amazon作品説明]

アメリカ版「VOGUE」誌のアナ・ウィンターと双璧を成す

世界で最も高名なファッションデザイナー、カリーヌ・ロワトフェルド。

18歳でモデルとしてキャリアをスタートさせたカリーヌは、

その着こなしに独自のセンスと自由な発想を発揮して注目され、スタイリストに転身する。

まもなくトム・フォードと出会い、彼と組んでグッチやイヴ・サンローランのスタイリングを担当、

2001年からはフランス版「VOGUE」誌の編集長に就任し、数々の伝説を打ち立ててきた。

そんなカリーヌが、2011年に突如として10年間君臨した編集長を辞任、

自らの名前をつけたレーベルの発表、 自伝的な本の出版、かつてない斬新な雑誌の創刊など、

現在59歳にして次から次へと新たな挑戦に乗り出している。

新雑誌「CR Fashion Book」の製作過程から発売までを追いながら、彼女の知られざる素顔を映し出す。

 

 


 
 

「ユニクロ×イネス」と「ユニクロ×カリーヌ・ロワトフェルド」の違い比較

 

 

項目 ユニクロ×イネス

ユニクロ×カリーヌ・ロワトフェルド

(ブランド名に"ユニクロ"は入らない)

関連人物

イネス・ドラ・フレサンジュ

(モデル/デザイナー)

カリーヌ・ロワトフェルド

ユニクロ側の

関連人物

(共同制作者)

滝沢直己

滝沢直己
肩書

元モデル

デザイナー

元モデル

編集者

コラボ

スタート

2013年

(2014SS)

2015年

(2016年)

対象性別 女性 女性
日本での販売

 

オンライン通販+

一部ユニクロ店舗

 

オンライン通販+

一部ユニクロ店舗

取扱店舗数

(2016年時点)

多め

わずか

中心価格帯

 

2000-5000円

 

こちらのほうが安い

 

5000円前後

(4000円から7000円)

展開サイズ

 

SからXL

 

[オンライン限定サイズ]

ミニ=XS

大=XXL、3XL

 

サイズ幅広い

 

SからL

 

[オンライン限定サイズ]

XL

 

ターゲット年齢層

ショーに出るモデルは

20代くらいながら

実際のターゲットは

だいぶ幅広い世代を

ターゲットにしている模様

 

様々な公式的情報を

参考にすると20代から

50代以上まで

幅広い世代向け

(こちらのほうがやや

高めの年齢層が

メインターゲットのようです)

 

 

 

 

[まとめ]

イネスのほうが価格帯安め。

そして、数年前からスタートしているため、規模大きい。

また、イネスのほうが価格帯などを分析しても、ややターゲット年齢層若めの可能性あり。

 

その他、サイズ的にもイネスのほうがオンラインであればサイズ幅広い。

 

 

 

 

 

関連サイト

ジーユー オンラインストア

ジーユー オンラインストア

こちらからもユニクロオンラインにアクセス可能。

ただし、2016年夏からユニクロ/GUは会計別に。

 

 

 


 
 
 
 
 
 

 

 

 
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