theoryとtheory luxe
このページについて
このページは、ユニクロなどを展開するファーストリテイリング社傘下の
「株式会社リンクセオリージャパン」が世界展開するNY発祥ブランド
- theory(セオリー)
- theory luxe(セオリーリュクス)
の2ブランドの分かりづらいといわれる違いを可能な限りまとめたページです。
【複雑なセオリーブランドとリンクセオリー社の歴史】
ユニクロでおなじみのファーストリテイリンググループの人気ブランド。
1997年に、アンドリュー・ローゼンによってニューヨークにて創設され、
創設者と友人の佐々木力がリンクインターナショナル社を通じて日本に持ち込む。
その後、2003年に日本のファーストリテイリング社とリンクインターナショナル社が
共同でアメリカのセオリー社を買収し、2004年には出資率が100%に近い状態に。
2005年には日本のリンク社の社名がセオリー主体でやっていくために
「リンク・セオリー・ホールディングス」に変更。
2009年のリンク・セオリー・ホールディングスの株式の全取得より、
現在はファーストリテイリング社の国際ブランド事業の中心となっている。
2010年、リンク・セオリー・ホールディングス社の社名が「リンクセオリージャパン」に。
theory(セオリー)とは?
セオリーは1997年にNYでウィメンズから誕生したブランド。
翌年あたりからはメンズライン「Theory Men」もスタート。
ただし、世界的なイメージはウィメンズ専門系ブランドというイメージ。
現在は、ファーストリテイリング傘下のブランドで、
全世界の路面店、百貨店、アウトレットモールで販売されている。
中心価格帯は男女ともに2万円から5万円くらいで、
コートなどの一部高級アウター商品は5万円から10万円くらい。
ビジネス系ブランドでもあるためか、男女ともにオンラインストアにはスーツ販売カテゴリもあり。
推定のターゲット年齢層は30代から40代くらい(ウィメンズに関して)。
サイズ幅はtheory luxeに比べて狭い。
【サイズ情報(オンラインストア参考)】
- トップスはSサイズのワンサイズが基本。
- ドレスワンピースはワンサイズ展開中心で一部2サイズ商品あり
- パンツ類は3サイズから5サイズくらい。
【リンクセオリージャパンHPでの「theory」ウィメンズのブランド説明】
着心地の良さにこだわり、あくまで自分らしく、さりげなくトレンドを取り入れた
“New Basic”をコンセプトに、新しいファッションの提案をし続けている、NY発信ブランド。
上質なストレッチ素材のフィット感による美しいシルエットと機能性、
現代女性の多彩なライフシーンにマッチするラインナップが高い評価を得ています。
ベーシックでありながら進化(evolve)している、新鮮なアイテムや着こなしは、Theoryならではのセオリー。
【リンクセオリージャパンHPでの「theory」ウィメンズのブランド説明】
ウィメンズラインのデビューに続き、その翌シーズンに同コンセプトのメンズラインをスタート。
魅力的で遊びのある着こなしができる、洗練された大人の男性から支持を得ています。
【セオリーをプライベートで着ている主な有名人】
- 渡辺美奈代(1969年生まれ)
- 田丸麻紀(1978年生まれ)
- 秋元祐希(1976年生まれ)
- 倉本康子
- 本田朋子(1983年生まれ)
*「Theory+」という派生ラインに関しては説明がないので詳細不明。
実際の顧客年齢層のチェック
theory luxe(セオリーリュクス)とは?
theory luxe(セオリーリュクス)とは、
日本独自展開のセオリーのもう一つのレーベル。
こちらはオンラインストアを参考にするとメンズはなく、
体型の変化に悩むミセス層にも柔軟にサイズ対応するウィメンズ専門ブランド。
大人の女性がもつ特有の悩みをカバーした新しいパターンを基準にし、
36サイズから44サイズまで展開。
会社HPの沿革によると、誕生に関しては、
「2004年8月、「Theory」レディスのサイズ・エクステンションとしてTheory Luxe1号店を銀座三越へ出店」
という表記があり、2004年に誕生したようです。
出店先は日本全国の百貨店。
価格帯はセオリーと特に違いなし。
theory luxe直営通販
外部の公式通販サイト
theory luxe マガシーク
【リンクセオリージャパンHPでの「theory luxe」のブランド説明】
Theory luxeが提案するのはファッションやライフスタイルを確立した、洗練された女性に向けたコレクション。
トレンドを取り入れながら、クールで気品のあるスタイルを創り出しています。
美しいシルエットとラグジュアリーな素材、細部にまでこだわったフィットはモダンなライフスタイルに幅広く対応。
多くの女性たちから支持を受けています。
【マガシークでのtheory luxeのブランド説明】
―スタイリッシュ且つコンテポラリーでありながらも快適であること-。
theory luxeが提案するのは、大人の女性の体型にふさわしい着心地のよいフィット感。
シンプルでスタイリッシュな雰囲気、さらに体のラインをより美し く見せるカッティング。
Theory luxeでは、アームホールや股上など、大人の女性特有の悩みをカバーしたスタイルになっている。
抵抗のある深いスリットス カートも、深さは変えずに幅を太くすることで、
露出をおさえる工夫が施され、パンツに関しては、太ももの幅に少し余裕を持たせることで、
自信を持ってはき こなせるラインになっている。
【主な掲載雑誌(オンラインストア参考)】
- eclat
- GOLD(40代後半から50代前半向け)
- Presious
- Domani
- marisol
- HERS
- GLOW
- STORY
- VERY
- Oggi
- CLASSY
実際の顧客年齢層のチェック
theoryとtheory luxeの比較
項目 | theory | theory luxe |
誕生 | 1997年 | 2004年 |
展開国 | 世界各国 | 日本のみ |
男女区分 | ウィメンズ メンズ |
ウィメンズ |
カテゴリ | ベーシック ミセス |
ラグジュアリー ミセス シニア |
主要出店先 | 直営店(路面店) 百貨店 アウトレットモール |
百貨店 |
中心価格帯 | 2-5万円 |
2-5万円 |
高価格帯商品 | 一部アウター商品は 5-10万円 |
一部アウター商品は 5-10万円 |
低価格帯商品 | 薄手トップスは1万円前後 |
薄手トップスは1万円前後 |
サイズ幅 | 狭い |
広い |
推定の ターゲット年齢層 |
30代 40代 |
20代後半から 50代以上まで |
[主な違いまとめ]
- サイズの幅に明確な違いあり(luxeは体型の変化に悩む40's,50's世代にも柔軟に対応)
- theoryは世界展開ブランドでtheory luxeで日本独自ブランド。

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