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See Now Buy Now方式

 
 
近年の世界中のコレクションの開催方式のトレンドとなっている、
「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式
というショー形態の意味や定義、実際に行っているブランド例など。
 
 
 
 

「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式とは?

 
 
"See Now Buy Now"
というショー開催方式とは、
通常、世界中のショーでは(日本のTGCなどの例外はあり)、半年先の作品を発表する形であるのに対し、
半年先ではなく、リアルタイム(例えば2017年春に2017年夏の作品を発表)発表形式を採用し、
可能な限り、全世界の多くの人達にライブでショーを配信してみてもらい、
ショー直後から自社のオンラインショッピングサイトや店舗にて顧客に買ってもらうという、
 
英語の直訳通り、
"ライブ配信で見てもらい、すぐ買ってもらう"
というスタイル。
 
 
2015年頃から少しずつ増え始め、
バーバリーやラルフローレンがこの方式を採用したことにより、
一気にこの方式が脚光を浴び始める。
 
 
なお、ショーが夜開催だと店舗販売できないなどの問題があり、
今のところ、オンラインショッピングでの即売方式が主流。
 
 
 
 
 

「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式が採用されるようになった要因とは?

 
 
なぜ「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式が
少しずつ増えてきているかというと、色々なことが考えられ、
 

  • パクリ横行の中、半年先の作品を発表するリスクの回避
  • 10年前5年前と比べ、世界的にネット環境(スピードなど)が一気に整ってきた
  • 10年前5年前と比べ、自前の通販サイトを開設するブランドが一気に増えた
  • 少しずつショーを全世界生中継するブランドが増え、関係者ではなくせっかく一般顧客にもみてもらうのであれば、ビジネスにつなげたい、というブランド側の思惑
  • 半年先のショーを開催しても、商品のオンライン即売や店舗即売はできない
  • 半年先のショーを開催して会場に招待された影響力の強いセレブが特定の作品をSNSで紹介しても、すぐに売ることができず、ブランド側としては大きな機会損失となる

 
 
こういった色々な要因により、
日本の東京ガールズコレクションや神戸コレクションのように、
自然と「半年のタイムラグの修正」が行われ、
全世界配信&全世界即売方式
が、自然の流れとして盛り上がってきているようです。
 
 
 
 

「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式を実施している主なブランドとは?

 
 

  • バーバリー
  • ラルフローレン
  • トミーヒルフィガー
  • トム・フォード
  • ダイアン・フォン・ファステンバーグ
  • H&M Studio
  • HARE(日本、東京コレクション参加)

 
 
世界的に「商売上手(最高のビジネスマン/ウーマン)」と言われているようなデザイナー/ブランドが
この方式をいち早く採用し始めている傾向にあるようです。
 
 
 
 

「See Now Buy Now(シーナウバイナウ)」方式を諦めてもとに戻したブランドとは?

 
 

  • トム・フォード・・・・・2017年2月でこの方式をやめ、元通りに戻すことを発表

 
 
 
 
 

今後、再び元に戻っていくのか、もしくは盛り上がるのか?

 
 
 
世界的に成功してきたビジネスマン創業ブランドが採用し始めているため、
盛り上がるのではないのかという説と、
トム・フォードのようにやめてしまうブランドもあるため、
今後の動向については誰も予測がつかない状態のようです。
 
ただし、一つ言えるのは、一度手を付けたら元のシステムには戻せないため、
バーバリー首脳陣の報道での発言を見ていても、少なくともバーバリーは元に戻ることはなさそうな気配。
 
 
 
 

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