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ファストファッション(fast fashion)

 

ファストファッション(fast fashion)とは?

 
ファストファッション(fast fashion)とは。
 
2008年のH&Mの日本上陸によって一般的に定着してきた服飾用語で、
おおまかにいうと、外食分野の「ファストフード」の服飾分野版的な国。
 
 
そして、英語の"fast"とは、日本語で「素早い」というような意味で、
fashionとは日本語で「流行」という意味。
 
二つをつなげてそのまま文章にすると「素早い流行」という意味になるが、
それだけでは説明としては足りず、「fast fashion」の意味としては
 
 
素早く流行を取り入れた低価格な商品(服)を、
大量に作って短期間で販売し(売りさばき)、
販売し終えたら、またその時の最新流行を取り入れた別の商品を
また新たに大量生産・販売していくことを繰り返すビジネススタイル(モデル)のこと。
 
そして、それにあてはまるブランドのことは「ファストファッション・ブランド」と呼ばれる。
 
 
 
 
 
[ユニクロはファストファッションに入るのか?]
 
日本のファーストリテイリング(fast retailing)社においては、
トレンドを追いかけるスタイルのGUはファストファッションに分類されるものの、
「フリース」「ダウンジャケット」「ヒートテック」「エアリズム」といった
シンプルで機能を追求した固定商品を毎年少しずつ改良して販売するスタイルの
「ユニクロ」は基本的にはファストファッションには入らないと認識されている。
 
 
*ただし、ファーストリテイリングの柳井正氏がユニクロに関して、
デザイン性の毎年の進化・改良を完全に無視しているわけではないため、
考え方によっては、広い意味ではファストファッションブランドに分類されるものと思われる。
 
 
 

ファストファッション(fast fashion)に該当する主なブランド

 
 

  • H&M
  • ZARA
  • GAP
  • GU
  • Forever21
  • Honeys
  • TOPSHOP/TOPMAN
  • しまむら・・・・・こちらは正確には外部企業が作ったトレンド商品を仕入れて販売するスタイル

 
 
*無印良品は同様に該当しない
 
 
 
 
 
 
 

ファストファッションの対義語とは?

 
ファストフード(fast food)に関しては、
正確に言うと対義語とはやや言い難いものの、
対義語として「スローフード」という語句があるが、
服飾分野には「スローファッション」という語句・概念は存在しない。
 
 
ただし、スローフードの概念を応用し、
服作りの伝統的技術を守っていくことを重んじているという点や、
製作時間のかかりかたという点でいうと、
パリの「オートクチュール(一つ一つの作業が職人の手作業で行われる1点ものの高級注文服)
あたりが近いと思われる。
 
 
その他、はっきりとしたビジネスカテゴリは存在しないものの、
各地原産の生地・材料を作って、伝統的な工法で製作には時間をかけ、
小ロットで作風の変わらない伝統的な作品作りをしている工房などの場合、
それらは実質的に「スローファッション」のビジネスモデルに該当していると思われる。
 
 
 
 
*対義語に関しては、このサイトの見解です。
前述通り、明確なファストファッションの対義語は2010年代の時点ではなし。
 
 
 
 
 
 
[スローフードとは?]
実際の外食の部門のジャンルとしては多分存在しないものの、
画一的な食材を大量に仕入れて低価格で売り出し、注文後に素早く提供するスタイルの
ファストフードに対抗して1980年代にイタリアで誕生した概念・運動で、
おおまかにいうと、今後なくなっていく恐れのある各地域の伝統的な食材や料理、調理法を、
守っていこう、見直していこうという運動。
 
画一的な食材を画一的な調理法で素早く販売して行くスタイルの
ファストフード文化の盛り上がりに対抗するべく生まれたといわれる。
 
 
 
 
 
 
 

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